窓辺の猫

にゃん。

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アタシノナマエ

あたしの名前はここではノラ子なんですけれど
まぁ、本名もさして変わりない。んーな雰囲気な名前です(笑)。

88歳の父が骨折で入院しまして、二女のタマと一緒に今日、お見舞いにいってきたわけです。
去年の叔母の葬儀のとき、迎えに来てくれた弟の車に乗ったとき、
私をみた父は「誰だっけ?この人」みたいな暫しの沈黙があり(笑)
思い出すまでのタイムラグがあったので、さすがに今回はすっかり忘れているだろうと思っていましたが
顔は覚えていたみたいです。

だがしかし、私の名前が思い出せない。
タマの方は直ぐに思い出した(ぇ)
なんてこったい!(笑)

それなりに会っていないので、それなりに忘れていくのは仕方ない。
タマはおじいちゃんっ子だったので、おじいちゃんが大好き。
波長が合うのか、何百回と聞かされた私が苦痛に思う昔話にも付き合うし、
二人で楽しそうに話している。
しまいにだ、ちょっと座を外して一服にいって帰ってくると、もう私の名前を忘れている(笑)。

思い出せずに「う~ん」と唸っているので「ノラ子だよ」というと
「そうだ、俺が付けた名前だったのになぁ」とすまなそうに言う。
そのうちきっと名前だけじゃなく、本当に私のことも忘れちゃうんだろうなぁ、って思う。
父も「いろんなこと忘れちゃうし、思い出せないんだ」と言いながらも「今日、来てくれたことは忘れないから」と言う。
「いいよ、忘れても。私が忘れないから」と笑顔で返す。
タマもそんなことを言う私にギョッとした顔で見たけれど、なんか三人で笑ってしまった。

いいんだ本当に。もっと大事なこと、忘れてしまっていたから。

もしも、記憶の箱に隙間ができたら、その人のことを入れてほしいから。
ね…。

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