窓辺の猫

にゃん。

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ゆっくりできるのは今日までだから

「風が恐いの…」
冗談だとしても言ったら、見知らぬ人まで参加して片っ端から叩かれそうだの。

恐かぁないけど、ボロアパートメントな故、強風で建物が揺れるわけで、音もかなり煩わしいし、揺れにドキッとするわけ。

ああ、でも午前中にほんとの地震もあったんだけどね。確か数日前も。そんなときはだいたい「ん?そうか…」で、特に何する訳ではないが、作業の手を一旦休めて、意味もないのに宙なんぞを見たりするのです。「3…、いや2だな…」とポツリと呟いてまた作業に戻る。地震は収まるときは収まるけれど、風はいつ止むのかねぇ。

昨日から文章を書いてて、疲れたので、今日はもう閉店と相成りまして、少し体を休めようとロフトに上がって来たのですが、上の方の揺れは、容赦ないし、音もうるさいの事です。そしてそんな音を聴きながら、私は一頻り眠るのです。


          **     **     **

目蓋の重さは熟睡した証で、体も地球に縛り付けられたように重い。あたしは全てを使って昼寝をしたんだ、と思う。睡魔のセカイのおまじないは自分以外の音を聞くこと。それさえクリアできれば体は雲のように軽くなる。そして枕の周りで眠っている猫の背中を撫でて、私は「よっと」といいながら起き上がる。

レースのカーテンは外の光を纏って、その先の向こう世界、青い空なんかを醸し出していて、私はちょっと嬉しくなったなものです。時計を見ると午後の4時過ぎでね、終わってしまう前の今日に、間に合った感じがしたのです。

こうして日記を書いてる途中、報せなのか建物を揺らしながら、遅れている風が慌てて青い空の中、懸命に走っていく。


私も何かに間に合った気がしてね、嬉しかったんだよ。

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